「災害に備える意見交換会」の打ち合わせを行いました

「いざ、災害が起こったときに、医療的ケアがある家族と一緒にどこに逃げれば安心か分からない。」「子どもに障害があり、いつもと違う環境だと大声を出してしまったりパニックになってしまったりする。周りに迷惑をかけられないので、避難所には行けない。」

このような不安を解消し、いざというときに、障害がある方、医療的ケアがある方、そして、ご家族の「命」と「心」を守るための施策が必要です。

8月5日には、長野県社会福祉協会の防災担当の方、行政の方、県議会議員の方などをお招きし、まず、障害がある方、医療的ケアがある方とご家族の声を届けたいと思います。そして、その声をもとに、安心して避難できる場所とはどんなところか、その場所を周知するためには何が必要かなど、専門家の方のご意見も何度か話し合いを進め、「安心して避難できるシステム」が構築できればいいなと考えています。

いざというときに備えるために、まずは、私たちの声を届けましょう!

意見交換会への申し込みは、「会員・サポーター向けページ」>「イベント」>「参加フォーム」より

重度訪問介護のホームケア土屋さんにお話を伺ってきました

7月5日、「まめまめの会」代表2名で、長野にある「ホームケア土屋」の事務所に伺い、重度訪問介護についてお話を伺ってきました。「ホームケア土屋」さんは、「難病や障害をもっていても、その人らしい暮らしを実現してほしい」と、代表の高浜敏之さんが2020年に設立した会社です。「ホームケア土屋」は、全国展開しており、長野県でも、すでに利用されている方がいらっしゃいます。

松本市・塩尻市・その周辺地域には、「グループホーム」等家族から自立して生活する居場所が圧倒的に少なく、重い障害をもったわが子の将来に不安を抱いている保護者の方たちが少なくありません。

今回、重度訪問介護について、また、ホームケア土屋さんについてお話を伺ってきて、少し、将来に明るい希望が見えた気がします。

秋ごろには、ホームケア土屋さんをお呼びして、「まめまめの会」主催で「重度訪問介護」についての勉強会を行おうと考えています。

なお、「ホームケア土屋」さんについて、また、重度訪問介護について知りたい方は、高浜敏之著「異端の福祉」をぜひ、読んでみてください。

情報交換会を行いました

7月4日、寿台公民館にて、障害児ママたちの情報交換会を行いました。上の子の介護を理由に下の子が保育園に入るときに必要な書類やその書き方について、また、養護学校入学の準備について、先輩ママから後輩ママに情報を共有することができました。

数年前まで、保育園の入園条件の「介護」は、「高齢者の方たちの介護」という認識しかなく、「障害児の介護」での入園のために、ママたちが行政の窓口に何度も足を運び、介護の状況を説明しなければなりませんでした。ここ数年で、少しずつ、「介護」は高齢者の方に限らないという認識が、ようやくされてきたように感じます。

次の情報交換会は11月を予定していますが、困っていること、相談したいことがある方がいれば、いつでも、このような会を開いて、気軽に情報交換ができればいいなと思います。

7月のイベント

7月の子ども向けイベントのご案内です。申し込みは、7月1日から。

「ホームページ」>「会員・サポーター向けページ」>「イベント」から申し込みできます!

マーブルクレヨンワークショップを開催しました

「まめまめの会」初めての親子イベント「マーブルクレヨンワークショップ」を、アルプス福祉会さんと一緒に開催しました。

6家族、13名の子どもたちが参加し、色々な色と形のマーブルクレヨンを作りました。

当日は、会員の保育士さんが、子どもたちのために「パネルシアター」や「エプロンシアター」も用意してくれ、楽しい時間を過ごすことができました。

「マーブルクレヨン」は、年齢や障害の有無に関わらずだれもが楽しく作れるもの*で、かつ、小さくなって使わなくなってしまったクレヨンを世界で一つだけの素敵なクレヨンに生まれ変わらせることができるものです。今後も、「まめまめの会」の恒例イベントとして、「マーブルクレヨンワークショップ」を定期的に開催していければいいなと思います。

*カッターや電子レンジを使うので、小さいお子さんには必ず大人の方と一緒に楽しんでください。