代表者あいさつ

まめまめの会は、2023年4月1日に任意団体として活動をはじめたばかりです。

会員は主に障害をもったお子さんのご家族ですが、その周りでサポートしてくださる方々も一緒に活動しています。

私たち自身、先天性の難病がある息子、脳性麻痺の娘の母でもあります。息子・娘が生まれて、突然見える世界が変わりました。仕事も辞め、日常的に医療ケアや介護が必要な子どもとの生活は体力的にも精神的にもギリギリでした。

障害の重さゆえに、地元の保育園には通えず、松本圏域で1つしかない重度心身障害児のための療育園に母子で通園しました。同じ状況のご家族と出会い、悩みを共有する中で様々な生きづらい社会の現実を目の当たりにしました。そこで、重度障害児とその家族のために活動し、障害の有無に関わらず誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けた取り組みをしようと強く決意しました。

「障害児者が大切な役割を持った社会の一員として地域社会で誇りをもって生き生きと暮らすことができる社会」、「障害児者を一番近くで支えている家族もまた生き生きと自分らしく暮らすことができる社会」、こうした社会の実現が、子供からお年寄りまで、いつどういう状況になったとしても、「誰もが安心して暮らせる社会」につながると確信しています。

障害のある子どもたちも地域の一員として、地域の人たちと共に幸せに暮らしていけるまちを目指し、情報交換会や誰もが参加できるイベントを開催していきます。

まめにまめにコツコツとできることから、始めていこうと思います。

代表 岡沢あさみ 入山綾子