塩尻市社会福祉協議会「なずなの家」の視察

9月14日、塩尻市広丘野村にある生活介護事業所「なずなの家」の視察に行ってきました。

「なずなの家」は、塩尻市唯一の生活介護事業所で、毎日15名ほどの方が利用されいます。重度の肢体不自由がある方、医療的ケアがある方、行動障害がある方など、様々な方が利用されているます。また、利用者さんの年齢層も幅広く、10代の方から60代の方まで利用されています。共生型通所介護施設の認定を受け、介護保険サービスも提供できるようになっているため、障害がある方が65歳以上になっても、引き続き「なずなの家」を利用することができます。ご高齢になっても、慣れ親しんだ場所に通い続けることができるというのは、障害がある方々にとっては、とても安心できることだなと思いました。

利用者のみなさんは、午前中はみなさんで散歩に出かけることが多く、午後は自由時間があるとのことで、この日も、利用者さんとスタッフの方々が楽しそうに散歩に出かけて行かれました。施設には特殊浴槽があり、自宅での入浴が難しい方は、「なずなの家」で入浴されているということです。

とてもあたたかい雰囲気の「なずなの家」でしたが、他の事業所同様、働いてくださる方々の確保が難しく、新しい利用者さんを受け入れることがなかなか難しい状況だということです。障害者福祉業界の人材確保の課題については、「まめまめの会」でも、色々な立場の方々と意見交換をしながら、アイディアを出し合って、解決の糸口を見つけていければと思います。

塩尻市社会福祉協議会の百瀬所長には、お忙しいところお時間を作っていただき、色々と勉強させていただきました。本当にありがとうございました。

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